トイレに入り、便座に座ってホッとした瞬間、
「あ、足が床に付かない」と気づいて
アメリカに住んでいることを毎度思い出す毎日です。
そんな感じに「ああ、今は〇〇に住んでいるんだ」とふと思い出させてくれる出来事ってありませんか?
私は先日、子供と一緒に洗剤を買いにダラーツリー(アメリカの100均的な店)に行った時にもありました。
水回りの洗剤やマウスウォッシュなど、スーパーより安く気に入ってる物があるので、目星をつけて買い物に。カートに子供を乗せて、ぱぱぱーっと選んでレジへ。
3人ほど並んでる列の最後部へ。
横には子供との買い物の時の最大恐怖
「レジ横、魅力的なお菓子陳列棚」
案の定「これほしいいいいい」とばかりに「ああー」と手を伸ばし、満足そうにユニコーンから飴が飛び出すおもちゃを手にしている子供。
「あああああああああああああああ」と心の中で叫んだ私。
すると、私たちの前に並んでいたご婦人が一言。
「she's practicing shopping」
「彼女は買い物の練習をしているのね」
それを聞いてたしかにー!と思うと同時に、その言い回し素敵!と思いました。
とは言っても、「じゃあ、買ってあげる!」だと「なんでも買ってくれる」と覚えてしまうので、ここはお菓子を買いに来たんじゃないぞー!と言って、飴を棚に戻す。
案の定、次は子供が「あああああああああああああああ」と騒いで、レジの列のみんなで「あらまあ」となっていました。(苦笑い)
ちなみに、子供が泣いてしまった時の接し方も「子供」というよりかは「1人の人」として冷静に声掛けしてくれるのが、アメリカでの印象です。
あんな婦人になりたいなあ。と思いながら、泣く子供と買い物袋を抱えて、店を後にしました。