ある日のESLの授業終わり、先生が私の隣の学生に
「今日はあなたがたくさん話しているのを見れて嬉しいわ!!ハイタッチ!!」
とリアクションした日がありました。
私はこの「ただ大人がハイタッチした」光景を間近にみてとても嬉しくなりました。
話を戻すと、私の隣に座っていた学生は中国出身のママで、アメリカに来てまだ3ヶ月。私が受けているクラスに途中から入ってきました!
今まで、学校で出会った中国出身のクラスメイトはすごく英語を流暢に話す人ばかりだったので、今回も同じように「すでに英語を話す人」と思いこんで、「始めまして!このクラスにアジア人がほとんどいなくて、勝手に嬉しいです。」と声をかけたら困惑されて。
彼女がすぐスマートフォンの翻訳を立ち上げて、中国語を英語に翻訳した画面を見せてくれて話しを始めました!
それを見て私は「1年前の私と同じだ・・ww」と思ってそのことを彼女に話しました。翻訳を使って日本語を中国語に一生懸命しながらw
「私も、1年前すぐに始まっているクラスに入って、みんながすごく英語を話しているのにびっくりして、ずっと翻訳を使いながら話していたんだよ!!あなたと同じく困惑した顔で最初のクラスに座っていて、頭が痛くて、休憩時間に外で座っていたら、助けてくれた人がいて、なんとか勉強することができたんだよ!」
ほんと?!と驚いた顔して翻訳を使いながら話して、同い年と知って、びっくりして親近感がより湧いて、言葉が通じなくても、みんなに何かを話したい!という気持ちもなんだか勝手にシンパシーを感じていました。
そんなクラスメイトが、ある日のグループディスカッションで、翻訳を使いながらもたくさん色々な人とコミュニケーションを取っている光景を先生が見ての、
「今日はあなたがたくさん話しているのを見れて嬉しいわ!!ハイタッチ!!」
という日でした!
すごく優しい世界だな、と思ったのと、
喋れないことに対して誰も何も思ってないし、一生懸命話そうとする人を待つみたいな感じも同じ移民が集まって勉強しているが故の優しさなのかな、と思いました。
英語が流暢に文法も完璧に!みたいなTHE勉強より、喋りたい!が先行した気持ちからの勉強の方が気持ちが入っていいなあーと側から見て思ったり(°▽°)
何より先生のモチベーションのあげ方、素晴らしいなと。
自分の子どもが、もっと大きくなってきっと「勉強しなさい!」って言ってしまう時が来てしまうんだろうけれど、「勉強しなさい!」と理由もなく発言するのではなくて「勉強することによって、どんな楽しいことがまっているか」を説明できるようになりたいなと。
勉強する意味ってまじでわかんないんですよね子供の時ってw「いい学校に入るためよ」「将来のためよ」しか言われてない気がします...w
具体性のない言葉子供には分からないよ...と正直自分の親には思いますが、みんな必死だったんだなと思えばしかたない。
「ママはいい大学に行っていないことに後悔はないけど、大人になって英語を勉強してから友達がもっと増えて楽しくなったんだよ!」という事実は間違いないので、親が体現していくのが説得力が一番あるよな、と思いました。
日々学び!!