アメリカ ESLでの時間厳守(Punctuality)についての各国の考えが面白い

アメリカはタイムイズマネーでしょ、私の国は全くそうじゃない!」

 

クラスメイトのトルコ人がこの言った言葉に「え?!」と思ったある日のESLクラス。

(ESL=English as a second or foreign language)

 

この日は「時間厳守(Punctuality)」についてのテーマで、単語やロールプレイをしていました!

 

「そもそも、みんなの国の時間厳守(Punctuality)概念ってどうなの?」

 

と、先生が授業の始めにアイスブレイクのように始めた雑談の最中で出たのがこのトルコ人クラスメイトの言葉。

 

 

ちなみに、

クラスの出身国分布は、
中東出身が過半数、その次がメキシコ出身の人、
アジア勢はベトナム人1人、日本人の私1人という構成。

 

すごい偏り!!

 

まず先生、先生も中東出身、時刻の時間厳守について、

 

「例えば、私たちが5時に待ち合わせをしたとしたら、「それって普通の時間?それともアラブ時間?」って聞くんよ、アラブ時間っていうのは2時間後、それよりも遅く、みたいな感じの意味」

 

中東出身者たち、笑って首を縦に振る、
私はもう「まじで?!」って顔でみんなを見るw

 

その後トルコ出身のクラスメイトが、

アメリカはタイムイズマネーでしょ、私の国は全くそうじゃない!」と話し始めましたが、隣にいた私は「まって、アメリカはタイムイズマネーってことが引っかかるww」と心の中で思いながら話を聞いてました。ルーズなところあるやん。。と思ったので。

 

その後日本は?!と聞かれて、
「日本は5分前行動とかを小さい時に学ばされる」とか真面目に答えて、でもその日、私は遅刻してるので「とりあえず今日は遅刻してごめんwww」と言ったのですが、

 

よくよく思うと、日本って開始時間には厳しいくせに、終了時間は守らないし「長く働いた方が評価される」みたいな意味わかんない常識、大人になったら発生するんですよねw断固として、就業時間に帰っていましたがw

 

そのくせ、電車が1分でも時刻表からズレるとすごい謝罪しなければならないし、なんだかクレイジー、そこをみんなにご紹介すればよかったなと。

 

 

ベトナムのバスに時刻表なんてなくて待ってたし、
ニューヨークの地下鉄なんて永久に来なくて待ってたし、

 

もはや時刻表が存在しないのが普通で、
存在している且つ正確に運用されているのが異常なのかと、
なにが普通なのか、育った国でこんなに変わるのって面白いなと。

 

アメリカはタイムイズマネーでしょ、私の国は全くそうじゃない!」

 

アメリカはタイムイズマネーの部分、「違くないか?」と最初は思いましたが、実際は、「時間を売ってお金にする」という意味では確かにそうなのかと思いました。私の仕事はこれ、この時間、それ以外はやりません、という部分。

 

サービス残業なんて「は?」って言われそうですし、訴えられそうだしw

 

「みなし残業代」というものなんて発生したら「は?」って止まらなそうだし、訴えられそうだしw

 

 

今じゃ考えられませんが、

 

ベトナムで働いていた時は、朝仕事の途中で朝ごはんを食べに行っていましたw家で食べてくる概念はなかったなと。

 

家を出て、パンとコーヒーを買って、オフィス着いて「朝飯食べながら、朝メールを返すのが日常」だったなと。食べながらメール返し終わったら、トイレに行って、落ち着いてから、今日のタスクを進めていく的な。

 

 

時間厳守とはなんだったのか、

 

 

偉そうに「日本は5分前行動とかを小さい時に学ばされる」とか言いましたが、おそらく大人になってから全く日本っぽく生きてないので、説得力のない「日本代表」の言葉であったなと、授業終わりに反省したある日でした。